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マルハバ!パレスチナ

千葉のNGO「マルハバ!パレスチナ」の活動紹介

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内藤新吾さん講演会「原発よ、静かに眠れ」

―被曝労働と原発震災―

内藤新吾さん講演会「原発よ、静かに眠れ」

私たちマルハバ!パレスチナは、6月19日、はじめてパレスチナ問題以外のテーマを取り上げてイベントを行ないました。

未曾有の大地震と大津波、そして「原発震災」。3ヶ月以上たっても未だ収束のメドすら立たず、福島第一原発は大量の放射能を放出し続けています。

このかん東京で行なわれる講演会やパレードなどに参加してきましたが、市民運動の一隅を担う者として、地元千葉から原発に対する姿勢を明らかにし日本社会のあり方を見つめ直していきたいと思いました。

そこに長年、日本福音ルーテル掛川・菊川教会(静岡県)の牧師として浜岡現地で原発反対運動を担い続けてきた内藤新吾さんがこの4月に稔台教会(松戸市)に赴任されたとの情報を得て、早速、内藤さんに連絡をとり、講演会を開催する運びとなりました。

今回、主催者名を「マルハバ!サラム」としましたが、「サラム」はアラビア語の「平和」、韓国朝鮮語では「人間」を意味するダブルミーニングの言葉です。今後ともパレスチナ問題以外の企画の際に登場させようと思っているので、よろしくお願いします。

準備期間が短かったにも関わらず、当日は60人近くの参加者が詰めかけ、関心の高さが伺えました。

内藤さんは原発の危険性や地震列島である日本に原発を建設することの問題性を図やグラフ、新聞記事を紹介しながら、とても判りやすく語られました。とりわけ内藤さんが原発の問題に取り組むきっかけとなった被曝労働を担う日雇い労働者との出会いについて語ったことは圧巻でした。たとえ今回のような大事故が起きなくても、原発が存在する限り定期点検の際に大量の被曝を強いられる人々がいること。その多くが健康を害して廃人のようになって死亡しても、原発労働の差別構造の中で闇に消され使い捨てにされている現実。こうした実態を私たちは是非とも多くの皆さんに知らせたいと思っています。

現在この原発震災についての語られ方は、ジワジワと放出され続ける放射能から子どもをどう守れるのかという話題、そして一方、化石燃料に限りがある中で原発に頼らずに社会を維持していけるかという議論が中心になっています。勿論それらはとても重要な議論ですが、私は被曝労働の実態を知って以来、この問題性を訴えていきたいと考えています。たかが電気を得るために人間が使い捨てにされ殺されていく現実を直視した時に、それでも今の生活レベルを落とさないために原発が必要と答え得る人はほとんどいないのではないでしょうか?

内藤さんの講演の後、ホームレスの生活を支える隔週誌「ビッグイシュー」が千葉駅頭で売られ始めてから一周年を迎えたことから、支援者による同誌の紹介と購読の呼びかけが行なわれました。今回のイベントを通して原発と格差社会の問題が一つながりであることが浮かび上がったと思います。

私は司会を担当したのですが、久々の事に加え、講演会というのは苦手意識があってかなり緊張してしまいました。活発な質疑応答もありイベント参加者やスタッフに助けられることも多く、何とか無事に乗り切ったかな?と思います。
皆さん、どうもありがとうございました。
                                             岡 美由紀
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