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マルハバ!パレスチナ

千葉のNGO「マルハバ!パレスチナ」の活動紹介

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不屈の再上映!

呼吸と自由と壁とヒップホップ
~“Slingshot Hiphop” 上映会


DAM


映画の原題“Slingshot Hiphop(スリングショット・ヒップホップ)”にある「スリングショット」とは、石などを飛ばす“パチンコ”のことです。

パレスチナでのインティファーダ(民衆蜂起)では、人々はイスラエル軍の戦車や重装備の隊列にパチンコで石つぶてを打ち込んで対抗しました。
今回、一年ぶりに千葉に帰ってくる本作は、ヒップホップという音楽を“武器”に占領政策を打ち砕こうとする若者たちの物語です。

再上映の会場提供と共催に名乗りを挙げてくれたのが西千葉のカフェバー「呼吸」さん。千葉大学、千葉経済大学、敬愛大学などを擁する文教地区にあって、数少ない若者文化の発信拠点として知られています。

壁の理不尽さを当たり前とは受け取らない、どんなに説明されても決して納得することができない熱い魂をもつすべての人に、この映画を届けたい!

未見の方はこの機会に是非! 昨年ご覧いただいた方も、あの感動をもう一度!!

                 記

呼吸と自由と壁とヒップホップ~“Slingshot Hiphop”
                上映会

日 時:5月17日(日)11:00~・14: 00 ~・ 17:00 ~・20:00 ~
     (4回上映・各回入替)
会 場:呼吸 (千葉市稲毛区緑町1-16-15 山崎店舗2号)
参加費:1,000円(ワンドリンク付き)
予 約:メール件名に【映画予約】と明記の上、本文に氏名、 時間を記入して、
    5 月 15 日(木)までに、下のアドレス まで送信願います。
    maruhaba.palestine@gmail.com
    ※各回定員(12人)になり次第、応募を締切らせていただきます。
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| 映画上映会 | 20:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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崔 善愛さんピアノコンサートとお話のつどい

“魂の出会いを求めて”

いつも私たちの取り組みにお力添えをいただき、ありがとうございます。

すでにご承知の方も多いかと思いますが、これまでマルハバ!パレスチナはパレスチナ問題以外のテーマを扱う際に、「マルハバ!サラム」(“サラム”とはアラビア語で“平和”を、韓国朝鮮語では“人間”を意味する言葉です)という名義を用いて活動をしてきました。

この度、私たちはマルハバ!サラムとしてピアノコンサートを開催する運びとなりましたのでご案内致します。コンサートは私たちにとって初めての取り組みです。

お迎えするピアニストは在日3世の崔 善愛(チェ ソンエ)さんです。崔 善愛さん
崔さんはかつて外国人登録法に規定された「指紋押捺」を拒否したことから、法務省によって「再入国不許可」という制裁を受け、家族が住み、生まれ育った日本に二度と戻れないかも知れないという不安を抱えてアメリカに留学しました。現在、崔さんは大学で教えるかたわら、自らの経験を通して平和と人権の尊さを訴えながら演奏活動を続けています。

今、歴史を書き替えようとする動きや他者を排除しようとする動きが、日本国内で一つの潮流となる兆しがうかがえます。

そうした流れに抗う文化の力を、崔さんのピアノ演奏とお話に耳を傾けることを通じて多くの方々と共有できればと思っています。

市民の手作りのイベントとして、是非、成功させたいと考えています。

皆様のご参加を心よりお待ち致しております。

                 記

崔 善愛さんピアノコンサートとお話の集い“魂の出会いを求めて”
日 時:2015年4月25日(土)14:00~(13:30開場)
会 場:千葉市男女共同参画センター イベントホール
入場料:2,500円(前売券2,000円)
主 催:マルハバ!サラム http://marupale.blog134.fc2.com/
問合せ:℡ 090-5301-8171(岡) E-mail maruhaba.palestine@gmail.com
後 援:千葉市 千葉市教育委員会

| コンサート | 15:27 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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「自由と壁とヒップホップ」千葉上映会の配布資料から

「自由と壁とヒップホップ」では、皆さんご存知のタイベビールのふるさと、その名もタイベ村での「オクトーバー・フェスト」が重要なシーンとして登場します。しかし同作の日本公開にあたって、なぜかタイベビールの日本総代理店であるセーブ・ザ・オリーブにはタイアップのオファーはなかったとのこと。
そこで、マルハバ!パレスチナの千葉上映会では、当日配布資料にセーブ・ザ・オリーブの社長さんから文章を寄せてもらいました。

どうぞご一読ください…。

プログラム「オクトーバーフェスト2012」

タイベビール Drink to resist

セーブ・ザ・オリーブ運営責任者
宮澤 由彦                                                    

パレスチナでラップだって?―イスラムの国でアメリカの音楽なんてあるの?紛争地で流行の音楽なんかやってる場合なの?・・・どうせ大したことないんだろう?・・・
このもっともな反応は、知る人ぞ知るパレスチナの地ビール、「タイベビール」へのそれとまったく同じだ。パレスチナで地ビール?イスラムの国でビールなんかつくってるの?紛争地なのに悠長にビールつくっている場合なの?・・・どうせ水みたいで美味しくないんだろ?そのビールを私たちは日本に輸入している。

映画の後半、DAMたちが車の故障を直しつつ辿り着いたライブ会場は、ラマラから15キロほど行ったタイベ村のビール祭りだった。タイベ村では、家族経営のタイベ・ブルーイング社が1995年から「タイベビール」を醸造している。中東初のクラフトビールでパレスチナ唯一のビールである。味は予想を裏切って実に美味しい。

タイベ村はパレスチナに唯一残るキリスト教徒100%の村で、人口1500人の小さな村である。タイベビールが世に出てはじめて地図にも載るようになったという。

パレスチナには人口の3~5%ほどのキリスト教徒がいる。故アラファト議長の奥さんもクリスチャンだった。しかも巡礼を含めて年間何百万人もの観光客が訪れる地域である。だからビールも造れるし、売り先もあるのだ。そしてこの小さな山上の村で2005年にビール祭りがはじまり、今では村の会場に二日間で1万五千人近い人が集まってくるまでになった。西岸地区のキリスト教徒だけでなく、周辺の村のムスリムの若者たちも多い。外国人や自治政府関係者も、美味しいビールと息抜きを求めてやってくる。いまやパレスチナでもっともインターナショナルで活気のあるイベントと言ってよいだろう。
今でこそ、国内外で知られるようになったタイベビールだか、20年前の発足時にはイスラムの国でビール工場作りとは気でも狂ったのかと思われたらしい。

1993年のオスロ和平合意のあと、これで平和になる、さあ国づくりだと希望を抱いて故国に戻ってきたパレスチナ人たちの一部は、ホテルや工場などに投資した。タイベ村出身でアメリカに移住していたフーリー家も、次男のナディムがアメリカで習得した地ビール醸造の技術を核に地ビール工場をつくった。

丘を越えた先の清浄な泉から引いている仕込み水は、ビール醸造に適していて、とても美味いビールを醸す。当初は折からの和平ムードに乗って売り上げは順調に伸びた。しかし2000年に勃発したインティファーダ(民衆蜂起)の影響で、売り上げは最盛期の1/5まで落ち込み、従業員は全員解雇して家族だけで作らざるを得なくなった。それでもナディムはあきらめず、ビールを造り続け、ビール祭りへのチャレンジによって、息を吹き返してきた。「いつかパレスチナが独立して国産のビールで乾杯できることを楽しみにしている」とナディムはいつも自信ありげに語るのだ。


検問所の近く、イスラエルの作った巨大なコンクリートの壁に“To exist is to resist ”(存在することは抵抗することだ)と、パレスチナ人の有名な落書きがある。タイベ社にとっては、“To brew is to resist”。ビールを造り続けることは抵抗なのだ。パレスチナでラッパーとして活躍することも同じ。日常を音楽で表現し、ビール片手に友と語らい、人生を謳歌する。ふつうの暮らしを続けようとすること、他の国の人と同じであり続けようとすること。それがパレスチナ人の国づくりへの意思と意地を示す抵抗なのだ。

ビール好きで知られるフランク・ザッパの有名なことばがある。“ビールと航空会社を持たないと、ほんものの国家にはなれないね―。フットボールチーム、あるいは核兵器を持つのもまあ役に立つだろう。けれど最低限、ビールは必要なのさ”。

東京新聞「この人」2008.06.10_ナディム・フーリーさんマルハバ!パレスチナのブース_アースデイちば2014.05.18


| 未分類 | 09:44 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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壁を突き破るヒップホップ(48年組と67年組)

イスラエル領内のパレスチナ人は、“48年組”(イスラエル建国=ナクバの年)と呼ばれ、ガザ地区のパレスチナ人は“67年組”(第4次中東戦争によりヨルダン川西岸地区とガザ地区がイスラエルに占領された年)と呼ばれる。48年組のパレスチナ人は、イスラエルでは「二級市民」の扱いを受けており、ガザ地区の67年組は、壁に囲まれた“天井のない監獄”で、抑圧と貧困の中での生活を強いられている。相互の交流は同じパレスチナ人であっても困難を極め、DAMはライブ活動で世界各地を飛び回っているが、同胞が暮らす目と鼻の先のガザ地区を訪れることは不可能に近い。
   48年組=DAM48年組=アビール・ズィナーティ
そんな状況の中で、DAMの呼びかけにより、48年組と67年組のパレスチナ人ヒップホップ・ミュージシャンたちが、ヨルダン川西岸地区のラマッラーに集まりジョイント・ライブを開くことになった。しかし、お互いの居住地は分離壁や検問所により隔てられ、容易に行き来はできない。同じパレスチナ人として同じ舞台に立ちたいという彼らの願いは、果たして叶うのか。
   48年組=ARAPEYAT(アラピーヤート)67年組=PR(パレスティニアン・ラッパーズ)

「自由と壁とヒップホップ」千葉上映会、いよいよ来週の土曜日です!
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                   記
「自由と壁とヒップホップ」千葉上映会
日 時:2014年4月26日(土)13:30~(13:00開場)
会 場:千葉市生涯学習センター ホール
資料代:一般1,300円(上映協力金800円) 高校生以下無料
主 催:マルハバ!パレスチナ
問合せ:℡ 090-5301-8171(岡)
E-mail maruhaba.palestine@ac.auone-net.jp
後援:千葉市教育委員会

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| 未分類 | 23:21 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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「自由と壁とヒップホップ」千葉上映会

音楽が与えてくれる“勇気”

「自由と壁とヒップホップ」DAM

いつも私たちの取り組みにお力添えをいただき、ありがとうございます。

4月26日に私たちが上映会を開催する「自由と壁とヒップホップ」。

本作の原題は「Slingshot Hiphop(スリングショット・ヒップホップ)」といいます。
スリングショットとは石などを飛ばす“パチンコ”のことです。

パレスチナで巻き起こったインティファーダ(民衆蜂起)では、人々はイスラエル軍の戦車や重装備の
隊列にパチンコで石つぶてを撃ち込んで対抗しました。
今回、私たちが取り上げる作品は、ヒップホップという音楽を“武器”に占領政策を打ち砕こうとする
若者たちの物語です。

イベント当日は上映に先立ち、本作を逸早く日本に紹介したアラブ文学者の山本 薫さんをお招きして、
映画のことや中東の文化状況などについてお話をしていただきます。

現在、上映会の成功に向けて「上映協力金」を募っています。
一口を800円として、一口につき一名様がご入場いただる「上映協力鑑賞券」を一枚差し上げます。

「上映協力鑑賞券」は次のお店などで扱っていただいています。
是非、お立ち寄りいただき、お店の雰囲気もお楽しみください!

◆「ainowa(あいのわ)
◆「アースマーケットプレイス
◆「cafe STAND
◆「cafe どんぐりの木
◆「呼吸」 千葉市稲毛区緑町1-16-5
◆「雑貨&カフェ ルバーブ」 東金市東金1407-4
◆「すぺーすいなげ
◆「TTREASURE RIVER BOOK CAFE
◆「Hifumi Organic Cafe and Foods
◆「Free Smile Cafe」 千葉市中央区登戸1-22-1
◆「Moonlight Bookstore

市民の手作りのイベントとして成功させたいと考えています。

皆様のご来場を心よりお待ち致しております。

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                   記

「自由と壁とヒップホップ」千葉上映会

日 時:2014年4月26日(土)13:30~(13:00開場)

会 場:千葉市生涯学習センター ホール

資料代:一般1,300円(上映協力金800円) 高校生以下無料

主 催:マルハバ!パレスチナ

問合せ:℡ 090-5301-8171(岡)
E-mail maruhaba.palestine@ac.auone-net.jp

後援:千葉市教育委員会

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| 映画上映会 | 22:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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